[合格]G検定(2020#1)を受験

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G検定

JDLA(日本ディープラーニング協会)が行っている資格試験「G検定」を受験してみました。機械学習に関しては去年1年かけて勉強しようと思っていたのですが、結局別件にかかりきりになった関係上、今年からスタートを切ることに。

個人的にやった事とスケジュール感 🔗

試験3週間前 試験2週間前 試験1週間前 直前
公式テキストのみ 公式テキストセミナー受講 公式テキスト問題集推薦図書読む 公式テキスト問題集最短合格本オンラインテスト

G検定合格のためのポイント 🔗

  • 落とす試験ではないので全体概要を把握した後は過去問に沢山触れておく事が重要
  • 詳細までちゃんと理解したい OR どんな応用問題が出ても問題ない状態になりたい場合は推薦図書が重要

詳細 🔗

G検定講座をインプレスさんがやるということで、これを受けるついでにG検定も受けてみようという変な流れで。インプレスさんのセミナーで「問題集」は貰えるので事前学習教材として公式テキストをまずは購入してみました。インプレスさんのセミナーの詳細で察する事が出来るように、2週間前から勉強開始しても全然OKという雰囲気が多少気になりつつ。

公式テキストを2回ざっくり読んでセミナーに望んでみて、多少文字だけで見ていたときよりもイメージを掴む事が出来たという点で非常に有意義なセミナーになりました。そしてスキルアップAIさんが用意した問題集などもセミナー中にときつつ…なんと本番の試験に全く同じ問題が出るということもポツポツ。セミナーの中でも講師から説明はありましたが、このG検定が落とす試験ではないという事がこのことからも分かります。

G検定向けセミナーの中では最も短いのではないか?という講師の話もありましたがインプレスセミナーではG検定の内容といっても主要な箇所を教えてもらう程度しか時間はありませんでしたので、スキルアップAIさんの用意したテキストはほぼ利用出来なかったり、問題集も6割くらいしか解きませんでした。残りの問題は各自で勉強するという事だったのですが、結局最後まで僕は全部の問題を解きませんでした。(本番の試験を受けてみて全く同じ問題がチラホラ見受けられて問題集を解かなかった事を若干後悔。。。)

セミナーでもらった黒本こと「問題集」を自宅に帰ってから早速やってみました。問題集では模擬試験部分を除く問題と解説の部分をトータル2回。

■問題集で間違った・分からなかった解答数

1回目 2回目
37 8

バグの収束線というわけではありませんが何となく理解出来てきたなと思い、ここで多少油断しつつももう一回やればいいや〜という気持ちでしたが結局問題集は2回しかやりませんでした。最終的にこの問題集の中からも試験問題として全く同じものが出ました(汗)。インプレスセミナーの問題集と同様、模擬試験の方もやっておけばよかったなぁという気持ち。

で。ここで気づいたんですが、G検定って公式テキストがマスターとしてこれを勉強すれば点数が取れるというものではなくて、推薦図書側がメインなんですよね。急いで何冊か買って読み始め。その中でもこの2冊だけはちょっと読み進めるのがキツイ(時間的に)。

とはいえ、かなり重要な本なので、引き続き読みますが。 大体公式テキストを4,5回くらいざっと読んだり、推薦図書を読んだりしつつ、最終的に「G検定最短合格指南書」を何度か読みました。この本も微妙なところはありつつも公式テキストで勉強を一度している人またはベースの知識がある人であれば要点がまとまっていてとても良い助けとなると思います。最後の用語集はテストでも結構助かった気がします。

あと、この「G検定最短合格指南書」の最初の部分で言及されていますがStudy-AIのG検定模擬テストも受けてみました。まぁこれがとても酷い試験で(苦笑)。テストの分量は本番と同じぐらいあって良いのですが、中身がぶっ壊れているのか選択肢が欠けてて答えがその欠けた選択肢だったり、選択肢はあるんだけど中身が「ー」となっていて回答自体が表示されていなくて何が書かれているのか分からなかったり、回答側も「なぜ駄目なのか」という説明が書いてある問題は少数でほぼ解説がなかったり、 これは流石に回答間違っているのでは? という設問があったり。ボロボロで途中でやる気を失うレベル。ベータだから許さないと駄目だと自分に言い聞かせつつも、このメンテナンスされていない問題が辛くて途中で投げ出したくなりました。問題集と同様、このStudy-AIのG検定模擬テストの中からも試験問題は出ていました(汗)。

でもこのStudy-AIに出てきた問題が出題されたりもしたので、一応受けるだけ受けてみてよかったかなという気持ち。解答を選択するタイプの試験なのでマウス等の操作でチェックが意図しないものに移動してしまったり、解答したつもりがチェックが何も入っていなかったりみたいな事が多少あってヒヤッとしたけど、受験してみて思ったのは落とす試験ではないので、たくさん過去問に触れてさえいればサクサク解答出来るのではないかなと思います。とはいえTwitterを眺めていると難しかったという感想を書いていた方もいらっしゃるので、やはりしっかりと対策を行う事は重要なのは間違いありません。

最終的な合格率から見ると、前回よりは多少悪かったので少し難しい印象を持たれた方がいたのかもしれません。

JDLA Deep Learning for GENERAL 2020#1 の合格率 🔗

66.66%

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