お題 🔗
主張 🔗
成長志向M&Aによる日本企業再評価持続を
内容 🔗
直近企業買収に関する制度の整備が進んでいる
- 経産省: 企業買収における行動指針
- 買収提案受領後の"企業価値向上を軸とした"すみやかな検討を行うこと
- 金融庁: TOB/大量保有報告制度に関する審議開始
- 市場内であっても株式数の3分の1超を取得する場合のTOB義務化
- 大量保有報告制度の厳罰化
- 東証: PBR1倍割れ対策を求める
所感 🔗
敵対的買収への対抗策としてMBOや企業同士での株の持ち合いみたいなものが流行った時期があったように思うが、経営陣の保身または客観的に保身と捉えかねない姿勢の表明に対して、どこまで切り込むのかが気になると同時に、買収側は今まで同様、買収することによるメリット・企業価値向上を株主が納得出来るかたちで示せるかどうかも鍵となる。
市場買付に関するTOBに関しても、素人目に見て結構難しそうな議論だなと感じた。3分の1超取得する意志がなかったと言われればそれまでな気もするし。大量保有報告制度が厳罰化されれば5%超はある程度把握出来るわけだし、やはり一緒に議論を進めていくという感じなのだろう。
PBR1倍超対策がイコールM&A活用という頭はなかったが、考えてみれば企業価値向上という意味では同一文脈になるのだろう。