お題 🔗
主張 🔗
活火山法改正により火山研究の強化と司令塔づくりを推進せよ
内容 🔗
- 改正活火山法
- Point: 火山調査研究推進本部を文科省内に設置
- 現状の課題1: 研究機関の分散
- 現状の課題2: 司令塔不在
- 現状の課題3: 研究者不足
- 原因: 交付金減
- 求められる役割1: 情報発信
- 求められる役割2: 予算確保
- 求められる役割3: 行政の防災計画への反映
- Point: 火山調査研究推進本部を文科省内に設置
所感 🔗
火山に関しては気象庁だと思っていたけれども役割分担としては気象庁が現状の監視・観察・測定を担っているだけで、そのベースとなる研究部門は文科省であるということだった。基礎研究なしに現状観測による警戒のみを行っていると、御嶽山噴火のような事故を防ぐことが難しくなる。
本部設置により人員配置や予算確保は今までよりも容易になると思うが、研究する側も定期的なアウトプットを行うことにより一つ一つの研究に時間を要するとしても情報発信は継続してもらいたい。
無理やり求められる役割の3番目に防災計画反映を入れてしまったが、今回の本部設置が地震の仕組みを参考としているとするならば、単純な情報発信だけではなく行政に対する働きかけも役割の一つとして視野に入るだろう。
社説では司令塔不在に対する一手として書かれているが、個人的には司令塔としての本部という役割も重要だと思うが、どちらかというと火山研究体制を行政側でもしっかりサポートして整えることの方が重要に思える。