お題 🔗
主張 🔗
高い公共性を求められる銀行は顧客本位への立ち返りと点検を
内容 🔗
- リスクの高い仕組み再販売に対する行政処分があった
- 投資適格性を無視した販売
- 十分なリスク説明のなさ
- 銀行の信頼を悪用した勧誘
- (業界団体の注意喚起無視)
- 会社ぐるみの不正: 行員の収益目標にも組み込まれていた
- 金融庁の監督も再点検を
所感 🔗
個人的には金融機関に限らずかもしれないが顧客本位なんて建前でしかないと思っているけれども、仕組債に関しては販売当初からずっとリスクなどの指摘はされていた。今回は投資適格に関する問題で火がついた形となり、結局ほとんど販売されることがなくなる商品となったが、今回の事件がなかったら引き続き販売されていた商品でしょう。それだけ金融機関の儲けに寄与していたということで。
銀行で販売しているステップアップ預金的なものも顧客リスクは少ないものの(円貨限定)、銀行にマイナスのリスクが一切発生しないような商品だし預け入れる側に立てば資産運用の目線からすると、ただの機会損失となる商品でしかない。銀行側の都合で預入期間をいくらでも操作できるし、資産形成・資産運用なんて表では言いながら、こういう商品販売を行っている時点で信用なんて微塵もないんだよなと思っていたりします。
投資適格性無視など言語道断ではありますが、我々顧客側も銀行に対しては盲目的な信頼ではなく疑いの目で見る必要があるのかもしれません。