主張 🔗
デジタル円は官民連携し新規事業活性化へつなげるべき
内容 🔗
- 中銀デジタル通貨(CDBC)検討
- 民間企業を交えた実証実験フェーズへ
- 決済の安全性や効率性に配慮しながら民間の知恵を活かし、たゆまずに準備を
- 4月財務省は有識者会議を立ち上げ、制度設計に向けた論点整理開始
- 民間の決済インフラへの接続に関する論点整理
- 民間の新事業活性化に関する方策議論
- 海外事例
- 中銀デジタル通貨に関し、なんらかの業務に携わる中銀は全体の93%
- EU: 6月にデジタルユーロを新たな法定通貨に位置づける法案発表
- 中国: デジタル人民元を使った国際決済の実証実験
- 中銀デジタル通貨を使った国際的な資金決済の試みは民間のデジタルマネーを管理しつつ生かし、新しい時代に合った決済システムを築く一歩
- 日本は世界の流れを注視し、技術開発や規制を含めた議論に積極的に参画する必要性
お題 🔗
所感 🔗
主張としては恐らく 日本は世界の流れを注視し、技術開発や規制を含めた議論に積極的に参画する必要がある
という部分なのだろうが、元記事のタイトルに少し寄せた。
経済分野に対してそこまで明るい訳では無いが、このデジタル通過分野に関しては世界の基軸通貨が変わる可能性も出てくるような重要な話だと思っていて、日本円がそうなるべきという訳では無いものの社説内にかかれている通り 制度設計次第ではマネーの流れが急変し、各国の金融政策や金融安定に悪影響が及ぶリスクもある
のだろう。
今現在、米国がそこまで活発な動きを見せていないのは如何なものかと思わなくもないし、このままいくとブレトンウッズ体制(で良いんでしたっけ?)が崩壊する事態にもなりかねないのでは?なんて思ったりもする。