主張 🔗
瀬戸内海環境保全は淀川水系上流の京都滋賀から対策を
内容 🔗
- 瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)制定から50年
- 瀬戸内法では水質汚濁法より厳しい排水制限
- 課題: 排水制限だけでは対応できない複雑な閉鎖水域の生態系のバランス回復
- 「きれいな海」と「やせる海」に悩む漁業の両立
- 一昨年瀬戸内法改正
- 海域の実情に応じた「豊かな海づくり」
- 京都: 水質汚濁不可の総量削減維持 + 海洋プラスチックごみ発生抑制 + 環境モニタリング
- 京都の取り組みにはは大阪湾の現況フィードバックが重要
- 大阪府の海の多様性を回復する施策と緊密に連携しつつ、大阪湾水循環と生態系メカニズム解明と言った研究面や文化的景観でも上流の京滋から踏み込んだ貢献をしたい
お題 🔗
所感 🔗
瀬戸内海での「やせる海」というのは、やはり河川をコンクリートで固めることが原因なのだろうなと思いつつ、昨今の豪雨等気象現象と河川工事はどう両立すべきなのだろうかと感じた。やはり普段は河川敷にグラウンド等があるようなスペースを設けつつ、川の水量が増加したときは、その部分が氾濫を防いでくれるような、そういう環境づくりが一番良いのかもしれない。
コンクリートで固められた河川は総じてニオイも気になるし。
海洋プラスチックごみなどは、既存の販売されている商品から徹底的にプラスチックを減らしていくしか方法は無いのではないかと感じている。今は分からないけれども昔はタバコのフィルターが海に入ることで問題になっていたように思うが、今はタバコに関する規制が強くなりゴミの量としては減ったのではないだろうか。
普段外を歩いていてもゴミは普通にポイ捨てされている。工事現場だったり放置自転車のカゴだったり、どこかの塀の上だったり。人は未来を推測する力がほとんど無いから、大雨や防風等でゴミが河川に流れ、海を汚す結果だったり海洋プラスチック問題に加担する可能性があることなど気にすることもない。
経済行動学なんかもそうだけれども、人間はそういうものなのだからゴミの排出制限とかではなく、根本の発生原因をなんとかするしか方法はないと思う。
空気中を舞っているマイクロプラスチックの濃度をどんどん公表して、みんなにマスクを付けさせるとか、強行かもしれないけれども見える化しない限り改善されないのは何でも同じ。