主張 🔗
M&Aでは株主以外のステークホルダーへの丁寧な対応が必要だ
内容 🔗
- 労使対立が継続する状況のままそごう・西武売却
- M&Aをめぐりステークホルダーに対し、より丁寧な説明責任を果たす必要性
- セブンは米投資ファンドと売却で合意
- ステークホルダー側の反発
- 社員への配慮不足
- 日本企業が活力を高めるうえでM&Aは重要な経営の選択肢であり、経済全体の活性化にもつながる。事業再編を円滑に進めるためには、人的資産やステークホルダーへの配慮が企業価値の向上に欠かせないことを改めて肝に銘じる必要がある
お題 🔗
所感 🔗
この問題はそれほどニュースを追っていたわけではないし、ストを行う理由や心情ももちろん分かる。でもどうすれば回避出来たのだろうか?と考えると自分の中では全く答えが出ない問題でもあった。
鉄道の赤字路線や赤字区間のように地域に対しては現状を説明して、それでも地域から協力が得られないなら仕方がないとすべきなのだろうか。社員に対してはヨドバシホールディングスへ任せる部分についてはある程度の保証をして、それ以外については何か斡旋をサポートすれば良いのだろうか。MBOにより株式を非公開化するのが良いのだろうか。西武ホールディングスは人員を受け入れてくれるのだろうか。
慈善事業というわけでもないし株主含めたオーナー側が決定したことを撤回することも難しいだろう。
教訓としてステークホルダーに対する説明を含めたとして合意できるような問題なのだろうか。調整に時間をかけて傷口が広がる一方なのかどうなのか。
政治と似たような側面があるのかもしれない。結局対話での落とし所としてはどのような結末なのだろう…