更新年月 🔗
2020-12
Overview 🔗
個人的な勉強ドキュメントです。内容の古さや正しさ等を一切保証するものではありません。
事例 🔗
事例は事前に確認をしておくこと。とはいえ 事例読んでどうするの?
という漠然とした疑問はあるので個人的に要点を整理する。
全体の把握 🔗
- ビジネス面と技術面で課題を整理する
- ビジネス面ではケーススタディの概要に関する部分と
ビジネス要件
箇所、エグゼクティブの声明あたりを参考にする - ソリューションの提案は色んなパターンがあると思うがゴールを達成できないようなソリューションはもちろんGCPサービス自体を理解していないことになるのでアウト(ソリューション提案の複数パターンは例えばインスタンスグループを選択するかGKEを選択するか等。ただしコスト要件等があればちゃんと加味する)
ゴール 🔗
一通りビジネス要件と技術要件を洗い出したら、その要件に従って自分なりにベストなソリューションを選択できることが重要。
例えばMySQLサーバはCloud SQLへ置き換えをする等。
Mountkirk Games 🔗
■ビジネス要件 🔗
オンラインゲームプラットフォーム | 重要事項 | ゴール |
---|---|---|
いくつかのゲームは予想を上回る人気を博したため、スケーリングに関する問題が発生- アプリケーション サーバー- MySQL データベース- 分析ツール | 既存インフラ設計と当時利用していたクラウド プロバイダで発生した問題の解消 | - グローバル拡張- 稼働率向上- クラウドリソースの効率向上- レイテンシ低減 |
■技術要件 🔗
現環境と問題に関する整理 | 技術要件 | 提案ソリューション |
---|---|---|
1. 既存ゲームではなく新規開発ゲーム用 | Compute - Linux Distribution - オートスケール - グローバルロードバランサ - バックログの処理によるデータ紛失なし | |
2. MySQLサーバの置き換え(スケーリング問題への対処) | Storage - マネージド NoSQL データベース - ユーザー プロフィールとゲーム状態管理 - 10 TB 以上の履歴データに対してクエリを実行 | |
3. 分析ワークフロー - ゲーム統計情報のファイル書き出し - ETL処理後MySQLサーバへ - レポーティング | データ統合 - ストリーミング指標の取得 - モバイルネットワークに起因する遅延データ処理 - モバイル デバイスから定期的にアップロードされるファイルの処理 |
Dress4Win 🔗
■ビジネス要件 🔗
オンラインサービス | 重要事項 | ゴール |
---|---|---|
- ワードローブの整理や管理- ウェブアプリやモバイルアプリサービス- ユーザーとデザイナーや販売店とのソーシャル ネットワーク サービス- 収益源は、広告、e コマース、紹介、フリーミアム アプリ モデル- 数台 -> 数百台ものサーバーやアプライアンスを利用する規模にまで拡大 | - 既存のインフラストラクチャの性能では拡大に十分に対応できない- パブリック クラウドへの完全な移行を予定- 障害復旧サイトも構築 | マネージドサービス化■考慮点- 競合他社- 新機能開発- 柔軟性- オートスケーリング- コスト |
■技術要件 🔗
現環境と問題に関する整理 | 技術要件 | 提案ソリューション |
---|---|---|
Database- MySQL- Redis | - 静的データに関するRDB- 高スループットのメモリ上ソリューション | |
Application Server- Tomcat- Nginx- Apache Beam | - マイクロサービスアーキテクチャ- 静的コンテンツ配信- マルチリージョン化 | |
Storage- iSCI for VMs- Fiber Channel for DB- 1PB storage- NAS | - 現状のまま移管できたらVM- ストレージはタイプに合わせたソリューション選択 | |
Hadoop/Spark- Data Analysis- Realtime Trending | - social graph構築等バッチ処理- 分析環境 | |
MQ | - messaging- social notification- events | |
Networking- Encryption- Security Scanner- Jenkins | - Google側が暗号化するなら暗号化対応は不要- securityとアクセスコントロール- CI/CD |
TerramEarth 🔗
■ビジネス要件 🔗
オンラインサービス | 重要事項 | ゴール |
---|---|---|
- 売上のおよそ 80% は鉱業向けで、残りの 20% は農業向け- 500 を超えるディーラーとサービス センターを 100 か国に保有 | 使命は顧客の生産性を上げる製品を製造すること | - 車両の計画外停止時間を 1 週間未満に短縮- 自社製品の使われ方に関してさらに多くのデータをディーラー網に提供- 農業ビジネスでの種子供給業者や肥料供給業者を中心にさまざまな企業と提携 |
■技術要件 🔗
現環境と問題に関する整理 | 技術要件 | 提案ソリューション |
---|---|---|
Infrastructure- OS : Linux Base(DC)- OS : Windows Base(DC)Data Transfer- Gzip -> FTP -> ETL -> DWH- データ蓄積は3週間遅れ | - 1日900TB- IOの低レイテンシ化- 120 fieldsの構造化データ- スマートマシン | |
車両 - モバイル回線- 20万台と接続 | - 1日9TB- モバイル通信経由で送信- 携帯回線の不安定さ- 車両アップグレード | |
車両 - バッチ- データのDump | - 1日あたり891TB- バッチ実行- 車両整備時の車両アップグレード | |
データビジュアライゼーション | パートナーへのデータ連携 |
参考 🔗
Preparing for the Google Cloud Professional Cloud Architect Exam